マリーゴールド『ウェスタ川越』撮影&観戦ガイド|座席別の撮れ高とアクセスまとめ【2025年版】

この記事はマリーゴールドの観戦はもちろん、「選手のかっこいい写真を撮りたい!」と願うあなたのために書きました。

青野未来選手の地元・川越市で開催される凱旋記念大会。
僕も今回初めて「ウェスタ川越」での観戦でしたが、プロレス興行に関する情報が少なく、行ってみて初めて分かる「失敗」も経験しました。

そこで、来たる2026年の大会への備忘録として、そして初めて「ウェスタ川越」へ行くあなたの不安を解消するために、僕が撮影者として体験したリアルな情報を共有します。

「川越駅から会場までのベストな行き方は?」
「自分の席からリングはどう見える?写真はちゃんと撮れる?」

そんな撮影者ならではの疑問にも、しっかりお答えします。
この記事が、あなたの不安を解消するガイドブックになれば幸いです。

ウェスタ川越へのアクセス方法

「青野未来 凱旋記念試合」の会場は、「ウェスタ川越」で開催されています。
川越駅の西口(2階)から出て少し歩いて階段を降り、道なりに歩いて10分くらいで到着します。

川越駅西口から、真っ直ぐ歩いて行けば到着するので、迷わずに行けると思います。
駅から会場までは坂道や階段がほとんどなく、重いカメラバッグやキャリーカートでも比較的楽に移動できます。

川越駅西口から道なりに徒歩10分

こちらが「ウェスタ川越」です。敷地はとても広くて、周りには飲食店も多いです。
川越駅周辺で食事をしなくても、ここで食事することもできますね。

飲食店が多く、館内はトイレも充実。女性も安心

「ウェスタ川越」の館内もとても広く、比較的新しい建物なので、トイレもきれいで安心して使えると思います。

遠征組必見!ウェスタ川越観戦におすすめのホテル

ウェスタ川越大会には、遠方から遠征してくるファンの方も多いのではないでしょうか。

試合後、疲れた体でホテルまで移動するのは大変ですよね。そこでおすすめしたいのが「川越東武ホテル」です。

なんといっても最大の魅力は、川越駅直結というアクセスの良さ。重いカメラ機材や荷物を持っていても、駅に着けばすぐにホテルなので非常に楽です。

設備も綺麗で、安心して宿泊できるホテルです。観戦の拠点として、ぜひ検討してみてください。

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FC会員は30分早く入場してグッズ購入できる

「青野未来 凱旋記念大会」は会場時間が12:15、試合開始時間が13:00になっています。

他の会場でもそうなんですけど、マリーゴールドのファンクラブ(FC)会員は、開場時間の30分前に入場して、先行でグッズを購入することができます。

先行で入場するには、スマホにインストールした「Fanicon」を起動し、会員証とチケットを提示する必要あり。

僕が会場に到着した11:40頃には、既に20名以上の人たちが並んでいました。
列に並んでいると、マリーゴールドのスタッフがグッズ購入用の用紙(鉛筆付き)を配ってくれます。

並んでいる間に、配られたグッズの商品リストにある商品名の横に、購入個数や購入合計金額を記入します。
そして、会場に入ったらグッズ売り場のスタッフに手渡して商品を購入する流れになっています。

配られた用紙のQRコードをスマホで読み込むと、販売予定のグッズを画像で確認できます。

試合終了後のサイン会に参加したい場合は、サイン会対象商品を購入します。
また、ツーショット撮影会に参加する人は、グッズ売り場で「ツーショット撮影券」を購入する必要があります。

「ツーショット撮影券」は、口頭でスタッフに言えば、すぐに購入できます。

ツーショット撮影券は2,000円(記事執筆時)。支払いは現金のほか、電子マネーやクレジットカード決済に対応。

ウェスタ川越 座席の見え方の比較

「ウェスタ川越」について、事前に調べたネット情報だと「会場内は階段状になっているらしい」という情報があったのですが、実際は「多目的ホール」で開催されるため、座席は平坦なフロアでした。

階段状になっているのは「大ホール」で、マリーゴールドの試合は「多目的ホール」での開催となるため、平坦なフロアになるのでご注意ください。

こちらの画像は正面(南側)からリングを観た座席になります。

写真撮影の注意点

「ウェスタ川越」で写真撮影をするとき、僕が座った南側5列目に関しては、撮影した写真のほとんどに前に座った人の頭が映り込んでしまいました(下の画像左)。

Lightroom Classic の編集で、AIノイズ除去+反射除去をしないと使えない(下の画像右)ものばかりでした。

写真の撮れ高を意識するなら、南側の最前列から2列目。
南側にこだわらなければ、東・西・北側の最前列がおすすめの撮影ポイントになると思います。

今回の川越大会は、青野未来 選手の凱旋記念大会でもあり、チケットはほぼ完売。

僕が「ウェスタ川越」の観戦を決めたのが大会3-4日前とかない遅かったこと。
そして当初の予想では「ウェスタ川越」は、階段状の会場だと勘違いしていたミスも重なり、結果的に撮れ高の少ない写真が多くなってしまいました。

EOS R1 を使った初めての撮影だったけど、カメラ本体の操作も慣れない部分がありました。
かなり失敗の多い撮影にはなりましたが、 R1 の驚異的なオートフォーカス能力はR6 Mark2 にはないものがありました。

R1 の性能を引き出すことばできれば、R1 こそプロレスの写真撮影において本領を発揮できることを確信しました。

今回のR1は「全域AF」に設定していたため、リング上の選手を素早くフォーカスすることはできたものの、レフェリーや複数の選手が交互に入れ替わる場面が多く、目的の選手じゃない選手を捉えてしまったりすることがありました。

次回以降の写真撮影の時には、R1の設定をブラッシュアップし、もう少し使いこなせるようにしたいと思います。

ウェスタ川越の照明環境の特性と課題

今回、EOS R1を使って以下のような設定で写真撮影をしました。

  • Canon EOS R1
  • 使用レンズ: RF70-200mm F2.8 L IS USM Z ( RF2xエクステンダーなし)
  • 会場: ウェスタ川越
  • 座席: 南側5列
  • 撮影モード: マニュアル (M)
  • シャッタースピード: 1/800秒(入場時)1/1250秒 (試合中)
  • ISO感度: Auto (上限 6400)
  • ホワイトバランス: Auto (ホワイト優先)
  • AF方式: 全域AF
  • 被写体検出: 人物 (瞳検出: する)
  • 測光モード: 評価測光
  • 画質: C-RAW
  • 手ブレ補正: ON
  • フリッカーレス撮影:ON

ウェスタ川越の多目的ホールの舞台照明には、LED照明が採用されていることが推測され、プロレスの撮影には主に2つの課題が挙げられます。

極端な明暗差

スポットライトが当たるリング上は非常に明るくなりますが、それ以外の場所(特にコーナーポストや場外)は急に暗くなります。これにより、白飛びや黒潰れが起きやすくなります。

フリッカー現象

LED照明は目に見えない速さで点滅しているため、シャッタースピードによっては写真に横縞模様が入ったり、明るさや色味が微妙に変わってしまう「フリッカー現象」が発生する可能性があります。

今後の対策

1.明るさ(露出)の対策:明暗差を克服する

ウェスタ川越のようなLEDを使った会場で最も重要なのが「明るさ」のコントロールになります。

 ①フリッカーレス撮影をONにする

EOS R1 はもちろん、ほぼ全てのミラーレス一眼レフには、照明のちらつきを検知して影響の少ないタイミングで撮影する「フリッカーレス撮影」機能が搭載されています。
ウェスタ川越での撮影時は「フリッカーレス撮影」を必ず有効にすべきです。

②撮影モードは「マニュアル(M)」

絞り(F値)とシャッタースピードを自分で固定し、明るさの調整はISO感度で行います。
これにより選手の立ち位置が変わってもカメラが明るさに迷わず、安定した露出で撮影することができます。

具体的な設定値の目安
  • シャッタースピード:1/1000 秒ssもしくは 1/1250秒
  • F値(絞り):2.8
  • ISO感度:ISO 上限 6400〜12800
  • 測光モード:スポット測光
    • 測光エリアを選手の顔やコスチュームに合わせることで、背景の暗さや照明の明るさに惑わされず、主役である選手の明るさを基準に撮影できる。

2.色味(ホワイトバランス)の対策:正確な色を再現する

基本的には「オートホワイトバランス(AWB)」で問題ないと思いますが、もし肌の色が不自然に感じたら「AWB(ホワイト優先)」に切り替える方法があります。

ツーショット撮影会・サイン会の様子

全試合終了後は、会場内でツーショット撮影会とサイン会が行われます。
今回の対象選手は、サイン会が天麗皇希選手と青野未来選手。ツーショット撮影会は、田中きずな選手と岩谷麻優選手。

青野未来選手はもちろん地元だし、元々人気のある選手なのでサイン会の行列も凄かったけど、天麗皇希選手のサイン会の行列も半端なかった。
そして、岩谷麻優選手のツーショット撮影会は、どの会場も長蛇の列。

後楽園ホールの時も、5階から2階ぐらいまで階段に伸びる行列ができていたけど、「ウェスタ川越」での行列も凄かった。

僕は岩谷麻優選手を推しているので、会場で観戦した時は麻優さんのイベントに参加することにしているんだけど、麻優さん優しいですね。

本当にマリーゴールドに来てくれて良かった。

リング撤収の時に見た光景

あと印象的だったのが、試合終了後のリング撤収の様子で、若手選手だけじゃなくて、主力の選手(林下詩美選手やMIRAI選手など)が率先して、撤収作業をやっていたこと。

林下詩美選手は今大会から初参戦した海外選手にも声かけてコミュニケーションしていたし、さすがビッグマミーだなと感心しましたね。

マリーゴールドの選手は、みんなが協力している感じがあって、見ていてとても良いなと感じました。
というわけで、今回は「ウェスタ川越」での観戦ガイドをご紹介しました。

2026年の第3回「青野未来 凱旋記念大会」に参加される方は、是非参考にしてもらえたらと思います。
僕も次回は、どの方向でも良いから最前列を確保してR1で写真撮影に臨むつもりです。

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トリゾー
マリーゴールドファンの皆さん、こんばんはー!
女子プロレス団体「マリーゴールド」の熱戦に魅せられ、その一瞬の輝きを写真に収めています。

シャッターを切るたびに、心に刻む想いがあります。それは、女子プロレスという文化を未来へ繋ぐ、マリーゴールドの選手たちへのリスペクトです。

写真を通して選手の魅力・感情・ストーリーがもっと多くの人に伝わり、マリーゴールドのファンが日本だけではなく、世界中に増えることを願って活動していきます。

主な使用機材:
カメラ:Canon EOS R1
レンズ:RF70-200mm F2.8 L IS USM Z