【撮影記】マリーゴールド 2025.6.17 後楽園ホール大会 フォトレポート

みなさん、こんばんはー!トリゾーです。

2025年6月17日、女子プロレスの聖地・後楽園ホールで開催されたマリーゴールドの大会に初めて行ってきました。

マリーゴールドの試合はWRESTLE UNIVERSE(レッスル・ユニバース)の配信でずっと視聴してきましたが、今回カメラを持参して初めて試合会場に観戦してきました。

試合会場に足を運ぶきっかけは、岩谷麻優 選手がマリーゴールドに移籍し、移籍してすぐに行われた高橋奈七永選手とのシングルマッチを見て感動したからです。

元々、岩谷麻優 選手のことは有名な選手であるという認識程度でしたが、実際に試合を見るとこんなプロレスラーがいたのかと、今まで知らなかったことを後悔するほどでした。

この記事では、たくさんの写真と共に、当日の興奮と感動をフォトレポートとしてお届けします。
撮影記として、少しだけ機材や設定の話も交えていきますので、プロレス撮影に興味がある方もぜひご覧ください!

今回の撮影で使用した機材と、撮影した座席はこちらです。

本日の撮影機材と座席紹介

使用機材

  • カメラ: Canon EOS R6 Mark2
  • レンズ:RF24-240mm F4-6.3 IS USM

基本撮影設定

  • 撮影モード: Tvモード
  • シャッタースピード: 1/1000秒
  • 絞り(F値): F4 -6.3
  • ISO感度: オート(25600上限)

撮影座席

  • 東側 1列

大会数日前でも南側(正面)にこだわらなければ「チケットペイ」で、最前列の席は比較的購入しやすいです。

フォトレポート

第1試合:翔月なつみ & 橘渚 vs ハミングバード & 咲村良子

今回の撮影で使用したカメラは、Canon EOS R6 Mark2 です。レンズは、RF24-240mm F4-6.3 IS USM です。

東側最前列は、普通に観戦する場合は見やすいのですが、写真撮影となると必ずしも写真が撮りやすいわけではありません。

関節技とかのグラウンド技であれば、ロープの隙間から下の画像のような写真も撮れますが、リングのロープが入ることも多いです。

翔月なつみ選手は、この試合で「肩関節損傷一部剥離骨折」の診断を受け、欠場することになりました。

現在は手術を受け、試合復帰を目指してリハビリをされています。

また、咲村良子選手もこの試合をもってしばらくの間欠場されることになりました。

第2試合:ビクトリア弓月 & 田中きずな vs 瀬戸レア & 南小桃

この試合は、ビクトリア弓月選手と田中きずな選手の同期ユニット「Selene Flora(セレーネフローラ)」と、最近評価の高い瀬戸レア選手、南小桃選手の試合です。

普段はふんわりと優しい雰囲気の田中きずな選手ですが、鬼気迫る表情を撮影できました。

第3試合:天麗皇希 & メガトン vs 松井珠紗 & CHIAKI

東側最前列は正面側ではないので、リング入場後のポーズを正面から撮影することはできなきのですが、通路から入場している選手がリングに上がった瞬間で、絶好の写真を撮れることがあります。

この日はダークネス・レボリューションがコーナーポストが東側だったので、松井珠紗選手のアップ画像を撮影できました。

第4試合:MIRAI & 山﨑裕花 vs 後藤智香 & 勇気みなみ

こちらはコーナーポストでデビュー2戦目の山﨑選手を見守るMIRAI選手。

リングのロープや、オフィシャルのカメラマンなども写真に入っているのですが、トリミングでカットし、MIRAI選手の表情が映えるように加工しました。

やはりリングサイド最前列であっても、写真の中にリングのロープが入ったりします。

オフィシャルのカメラマンや配信スタッフが急にファインダーの視界を遮ることがあると、トリミングで整える必要がでてきます。

基本的にプロレス撮影は、自分の座席から移動して撮影することはできないし、前に座った人の頭や、リングのロープ、オフィシャルのカメラマンなどの視界を遮るものが多いので、なかなか満足できる写真を撮るのは難しいですね。

第5試合:青野未来 vs 山中絵里奈

こちらの試合は、青野選手が勝ったら山中選手が青野選手のヨガ専属トレーナーになり、山中選手が勝ったら青野選手とタッグを組むという約束をした「ヨガ対決」。

ブレーンバスターを仕掛ける未来さんの表情がとても印象的でした。

セミファイナル・ツインスター選手権試合: <王者組>川畑梨瑚 & Maria vs 桜井麻衣 & ちゃんよた<挑戦者組>

こちらはマーベラスに流失したベルトのツインスター選手権試合です。結果的にはベルト奪取には至らなかったものの、白熱した試合になりました。

桜井麻衣選手は表情豊かなファイトをする選手ですが、この試合も印象的なシーンをたくさん撮影することができました。

メインイベント:マリーゴールド vs マーベラス 団体対抗戦 岩谷麻優 & 林下詩美 & 山岡聖怜 vs 彩羽匠 & 暁千華 & 彩芽蒼空

こちらがメインイベントのマーベラスとマリーゴールドの団体対抗戦6人タッグマッチ。岩谷麻優選手が自ら団体対抗戦に志願し実現した試合でした。

今回の写真はR6 Mark2 で撮影していますが、静止している場面での撮影は問題なかったものの、リング上で入り乱れるような激しい動きのシーンだと、オートフォーカスの迷いが生じてピントが外れたり、ロープやレフェリー、観客などにオートフォーカスが吸い寄せられてしまう場面も多くなりました。

全体のまとめ(総括)

今回はR6 Mark2 と RF24-240mm F4-6.3 IS USM の組み合わせでプロレス撮影をしましたが、あまり満足できる写真は多くなかったと思います。

R6 Mark2 には人物優先のオートフォーカス機能はあるものの、多くの観客、オフィシャルカメラマン、レフェリー、複数のレスラーがひしめく状態で、かつ動きの激しい場面だと、特定のレスラーにフォーカスを合わせるのは至難の業かなと感じました。

今回はISO感度もオート上限25600と高めに設定してしまったので、上限6400程度でも良かったと思いますし、撮影する座席の位置も含めて、課題が多く残る撮影でした。

R6 Mark2 ではちょっと厳しいのかなというのが率直な感想なので、カメラ機材も含めて根本的なところから改善していこうかと思います。

というわけで、マリーゴールド 2025.6.17 後楽園ホール大会の撮影記でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

後楽園ホールでの詳しい撮影設定や座席からの見え方は、こちらのまとめ記事で解説しています。

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トリゾー
マリーゴールドファンの皆さん、こんばんはー!
女子プロレス団体「マリーゴールド」の熱戦に魅せられ、その一瞬の輝きを写真に収めています。

シャッターを切るたびに、心に刻む想いがあります。それは、女子プロレスという文化を未来へ繋ぐ、マリーゴールドの選手たちへのリスペクトです。

写真を通して選手の魅力・感情・ストーリーがもっと多くの人に伝わり、マリーゴールドのファンが日本だけではなく、世界中に増えることを願って活動していきます。

主な使用機材:
カメラ:Canon EOS R1
レンズ:RF70-200mm F2.8 L IS USM Z