デッドバイデイライト(DBD)はニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)、PC(Windows)、PlayStation5(PS5)、Xboxでプレイすることができますが、どのプラットホームでプレイするのが良いでしょうか?
Switch版はおすすめできない
筆者はSwitch版DBDを2,000時間以上プレイしてきましたが、結論から言うと、これからDBDを始めるのであれば、ゲーミングPCか、PS5を購入されることをおすすめします。
Switch版を購入するメリット
私がSwitchでDbDをプレイしてきた理由は低コストでプレイできる魅力に尽きます。
初期コストが安い
デッドバイデイライトとハードを購入する場合、最もネックになるのが価格です。
特にPC(Windows)の場合、限られた予算の中で「デッドバイデイライト」だけのためにゲーミングPCとゲーミングモニターに10万以上投資するのは慎重になってしまいます。
Switch | PS5 | Xbox | |
---|---|---|---|
機種 | 有機EL | Digital Edition | Series S |
シェア率 | 1位 | 2位 | 3位 |
価格 | 37,980円 | 49,478円 | 37,978円 |
在庫 | ◎ | △ | ◎ |
FPS (DbD) | 30 | 60 | 60 |
メモリ | 4GB | 16GB | 16GB |
CPU | NVIDIA 8コア 1.0Ghz | Zen2 8コア 最大3.5Ghz | Zen2 8コア 最大3.8Ghz |
GPU | 0.50 TFLOPS | 10.28 TFLOPS | 12.2 TFLOPS |
容量 | 64GB | 825GB | 1TB |
重量 | 420g | 3.9kg | 1.93kg |
データ移行 | Switch機種間のみ PC移行不可 | PS機種間のみ | Xbox機種間のみ |
Switch版であればSwitch本体を含めても5万円以下でプレイすることができますが、導入するメリットは正直これくらいしか思い浮かびません。
Switch版を購入するデメリット
携帯モードは使いものにならない
Switchは、ドックに接続してテレビでDBDを楽しむことできますが、携帯モードでプレイすることもできます。
しかし、携帯モードで遊ぶ場合、画面が暗すぎてマップのどの場所にいるのかわからなくなるほど視認性が悪いです。正直使い物になりません。
携帯してプレイするのであれば「Switch」ではなく「Steam Deck」一択です。
クロスプログレッション非対応
Switch版 DBDは、2021年中にクロスプログレッションに対応予定でしたが、結果的には対応が難しいという公式発表がありました。
つまり、Switchで育成したからキャラクターの育成度、ストアから購入スキンやアイテムなどのデータをPCに引き継ぐことはできません。
Switchがクロスプログレッションに対応できなかった点が、最大のデメリットとも言えます。
FPSが低い。画質が低い。
Switch版の鈍足バグは解消されたものの、ハード性能の限界もあり、全体の動作がカクつくことがあります。
FPSは最大30、通常でも20台が良いところでしょう。その他のハードのFPSの半分以下です。
サバイバー専門であれば問題なくプレイできますが、キラーでプレイするなら地獄です。煽られて心を折られてしまうこともあるでしょう。
しかし、以下の記事のように有線接続かつゲーミングモニターを導入すれば、ある程度は改善することできます。
しかし、ゲーミングモニターを導入しても、PS5、Xbox、PC勢と比べて圧倒的に不利であることには変わりありません。
また低画質のため、マップの遠くにあるオブジェクトやハッチの位置もわかりにくいです。
DbDのおすすめハードは?
筆者はSwitchにクロスプログレッションの実装が約束されていたからこそ、他のプラットフォームより圧倒的に不利なSwitchでも我慢してプレイしてきました。
しかし、クロスプログレッションの実装が事実上不可能となった今、Switch版を購入するメリットはありません。
最後にDbDをプレイするなら、どんなハードを選ぶべきか簡単におさらいします。
Switch でプレイするならサバ専限定
Switchのメリットは、低コストで遊べるくらいしかありません。
サバイバー専門であれば、もちろん比較的快適にプレイできるので、購入しても問題ありません。但し、キラーでプレイするときは、かなり厳しいので精神的なストレスがたまってしまうかもしれません。
また、Switchでしか遊べないDbD以外のゲームもプレイしたいのであれば、Switchを購入しても問題ありません。
Xboxは国内シェア率が低すぎ
Xboxは、性能的にも価格的にも全く問題がないものの、日本国内に占める家庭用ゲーム機のシェア率が異常に低いです(おそらく0.1%程度。Switchはのシェア率は50%以上、PS5は45%前後と言われている)。
そのため、Xboxの環境だけで起こりうる不具合が出ても、バグの修正されるまでに時間がかかったり、インターネットで調べて自己解決しようとしても解決策が見つからないこともあります。
よほどXboxが好きでもない限り、DbDのために購入すべきゲーム機ではないと思います。
おすすめはPC・PS5・Steam Deck
予算に余裕があれば、ゲーミングPCを購入してSteam版のDbDをプレイするか、PS5を購入してプレイしたほうが間違いなく後悔しないと思います。
どうしてもSwitchの携帯モードのようなスタイルで、外出先でプレイしたいのであれば「Steam Deck」を検討しても良いでしょう。
是非参考にしてください。